これからご紹介するのは、フライトや宿泊の機会が多く、旅行をお得に楽しみたい方におすすめのクレジットカードです。
その名もMarriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードです。
こちらのカードは2022年2月24日より新しく登場したカードで、スターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)が新しく生まれ変わりました。
このカードを手にしたその日から、あなたも世界最大のホテルプログラム上級会員の仲間入り!ゴールドエリート会員になると、他にはない特典サービスが約束されています。
ポイントは航空券や宿泊券に交換できますし、無料宿泊特典を使えば年会費の元を取るのも簡単です。今回は旅好きの方に評価の高いカードを徹底解説します。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードのは高級ホテルやリゾートで最高レベルのおもてなしが受けられるゴールドエリートの資格や、ポイントを他では味わえない体験に交換できる各種サービスなど、他のカードとは明らかに違う特典がいっぱいです。
次章より詳しい内容を見ていきましょう。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードはポイントを無期限で貯められる上に、40社以上のマイルに1.25%の高レートで交換できるよ。ホテルの無料宿泊特典だけで年会費の元も取れるし、海外旅行に出かける機会が多い方に一押しのクレジットカードだね。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードの最大の魅力は、入会と同時に世界最大のホテルプログラム「マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)」の上級会員資格が手に入ることです。
ではこのゴールドエリート会員になると、一体どんなメリットがあるのでしょうか?
冒頭でも触れましたが、Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードはスターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カードが新しく生まれ変わったカードで、「スターウッド」とは、シェラトンやウェスティンなど世界中に2,000件以上もの高級ホテルやリゾートを擁するホテルグループの名称です。
そしてプリファード ゲストとは、スターウッドグループの大切なお客様という意味です。しかし2015年にスターウッドはマリオット・インターナショナルによって買収され、世界138ヶ国・7,900軒以上のホテルがマリオット傘下となりました。
そして2018年8月18日にはマリオット・スターウッドグループ・リッツカールトンのプログラムが統合され、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードの会員はマリオット ボンヴォイ傘下のホテルで「ゴールドエリート」会員として「おもてなし」を受けれるようになったのです。
現在マリオット ボンヴォイには、以下のように世界中の多数のホテルグループが参加しています。
・ザ・リッツ・カールトン・セントレジス・JWマリオット・リッツ・カールトン・リザーブ・ラグジュアリーコレクション・Wホテル・エディション・ホテル・マリオット・ホテルズ&リゾーツ・シェラトン・マリオット・バケーション・クラブ・デルタ・ホテル・ルメリディアン・ウェスティン・ルネッサンスホテル・ゲイロード・ホテル・コートヤード・バイ・マリオット・フォーポイント・スプリングヒル・スイート・バイ・マリオット・プロテアホテル・フェアフィールド・イン&スイート・ACホテル・アロフトホテル・モクシー・ホテル・マリオット・エグゼクティブ・アパートメンツ(長期滞在型)・レジデンス・イン・バイ・マリオット(長期滞在型)・タウンプレース・スイート・バイ・マリオット(長期滞在型)・エレメント(長期滞在型)・マリオットホーム&ヴィラ・バイ・マリオット(長期滞在型)・オートグラフ・コレクション・ホテルズ(英語版)・デザインホテル・トリビュートポートフォリオ
通常ゴールドエリートの資格を得るためには、上記のマリオット ボンヴォイの系列ホテルで「1年間に25泊以上の利用」という厳しい条件を満たさねばなりません。
しかしMarriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードなら、入会したその日から即ゴールドエリート会員です。しかもこのクレジットカードを持っている限り、ずっと会員資格を維持できるんですからラッキーですよね。
なおこれまでゴールドエリートの会員証は、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードの入会後に郵送で届きましたが、現在はデジタルカードに切り替わっています。
スマートフォンをお持ちでない方は、ホテル利用時には必ずゴールドエリート会員番号がわかるものをご持参ください。
ではゴールドエリート会員になると、具体的にはどんな特典が使えるようになるのでしょうか?以下がその特典の全貌です。
ゴールドエリート会員は、お部屋が空いている場合に限りますが、無料で角部屋や高層階、眺望の良いお部屋などにアップグレードでき、しかもそんな素敵なお部屋に14時までゆっくり滞在できます。
またキャッシュ&ポイントサービスによって、少額のポイントを宿泊費用に活用できるのも地味に嬉しいですよね。
でもやっぱり25%のボーナスポイントや、250~500ポイントのウェルカムギフトといった実質的なメリットは大きいです。
さらに日本含むアジア太平洋地域にある2,800を超えるマリオット傘下ホテルでは、直営レストランやバーでの飲食が15%オフになる特典もあります。こちらもMarriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードのカード会員向け優待サービスです。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードに入会すれば、ホテル宿泊が以前よりもずっとお得になるのは確実ですね。
セントレジスもしくはザ・リッツ・カールトンに2泊以上宿泊すると、レストランやスパなどMarriott直営の館内施設で利用できる※100米ドルのプロパティクレジット」をプレゼントして貰えます。
※2022.2.24レートで11,486円
こちらはチェックアウト時にMarriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードで決済すれば、請求書上で自動精算して貰えますよ。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カード会員の方は毎年カード継続時に15泊分の宿泊実績をプレゼンとしてもらえますが、こちらのカードを年間400万円以上利用すれば、プラチナエリート会員資格が貰えます。
プラチナエリートのステータスは登録後から12ヶ月間有効で、プラチナ会員になれば以下の特典が追加で利用頂けます。
プラチナエリートになれば、クラブラウンジの利用や2名分の朝食などより豪華な特典が利用頂けるのが大きなメリットです。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードには他にもメリットが沢山あるんですよ。入会と同時にマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員になれるだけでなく、翌年以降はカード継続時に毎年2種類のボーナスが付与されるのです。
これだけで年会費の元が取れる内容だけに、このボーナスを上手に活用することが重要です。これからこの特典の内容と利用方法について、詳しくご説明しましょう。
ひとつ目のボーナスは「無料宿泊特典」(フリーナイトアワード)です。Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードを年間150万円以上利用すると、カード継続時にマリオットボンヴォイ参加ホテルに無料で1泊(1室分)できる宿泊券が貰えるのです。
しかも、従来までは50,000ポイントまでだった対象が、お手持ちの15,000ポイントを加えて最大65,000ポイントの対象ホテルまで無料で宿泊できるようになりました。
・年間150万円の利用でカード継続時に貰えるボーナス・マリオット ボンヴォイ参加ホテルに無料で1泊できる・手持ちの15,000ポイントを加えた65,000ポイントのホテルが対象・ブラックアウトなし・有効期限は発行から1年間
しかもこの特典には除外日(ブラックアウト)がありません。土日祝日やイベント中でも予約が取れますので、どなたでも無理なくスケジュールを立てることができます。
無料宿泊特典を利用できるのは、さきほどご紹介したマリオット ボンヴォイ傘下ホテルが対象です。一泊数万円以上する高級ホテルが選り取り見取りですから、これだけでもMarriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードの年会費を支払う価値がありますよね。
無料宿泊特典を使う時は毎年更新されるホテルカテゴリーを確認しましょう。各ホテルにはカテゴリー毎に必要なポイント数が割りあてられていて、この無料宿泊特典は50,000ポイントに加えて、お手持ちの15,000ポイントをプラスした最大65,000ポイントまでのホテルが対象となります。
これによって、かの有名なセントレジスやザ・リッツ・カールトンなどの高級ホテルブランドも利用可能となるケースがあります。
またカテゴリーだけでなく、スタンダード、オフピーク、ピークによっても必要なポイント数が違ってきます。
下表がその一覧表です。これを見ると、50,000ポイントではスタンダードでカテゴリー6、オフピークならカテゴリー7のホテルに宿泊できることが分かるでしょう。
ここで主な日本国内のマリオット ボンヴォイ参加ホテルと、そのカテゴリー、必要ポイント数(スタンダード)を一部抜粋してご紹介しましょう。
上記はスタンダードの必要ポイント数で無料宿泊券を使って、カテゴリー7クラスの高級ホテルの宿泊も可能となります。
マリオット ボンヴォイの会員ランクは全部で6種類あり、実は「ゴールドエリート」は下から数えて3番目です。
さらに実績を積むと一つ上の「プラチナエリート」に昇格して、もっとグレードの高い会員特典を利用できるようになります。
プラチナエリートになるために必要な宿泊日数は「1年間に50泊以上」です。そしてこの条件の足しになるのが、二つ目の継続時ボーナスである「エリート会員資格取得用クレジット」のプレゼントです。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードで2年目以降のカード更新時を迎える度に、どなたも必ず15泊分の宿泊実績が貰えるのです。
“There are no secrets to success. It is the result of preparation, hard work, and learning from failure.”
Colin Powell
13 October 2019